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ITUYOGA

特定の流派には属さないハートオブヨガという理念を持ったヨガの先生。

会話は高度に発達した毛づくろい。ムダ話は、まったくムダなんかじゃなくって高度なセルフケアだ。

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―――独り言の集積体。

スマートフォンを手繰り寄せ、電源を入れる。青い鳥のアイコンをタップして、友達の独り言や会話を眺める。「今日はねむい」とか、「昼になにを食べるか」とか学校の休み時間みたいなつぶやきが流れている。

ぼくはちょっと前まで、コミュニケーションって情報伝達のことだと思っていました。ですがちょっと違った視点からコミュニケーションを考えると、自分をケアするために生まれたものなんじゃないかと考えるようになりました。

心地のいいムダ話

ムダ話ができる関係っていいですよね。業務的な会話だけとか息が詰まるじゃないですか。あれって会話本来の心地よさとかを排除しちゃってるので辛いんですよね。ツイッターをやってると思うんですが、わりとどうでもいいことをつぶやいて、それに乗っかる流れがあるんですよ。

日常でもそういうことってあるじゃないですか。どうでもいいことを話してみて、他愛もないことを話し合う。やさしいキャッチボールですよ。ムダ話のように見えるかもしれませんが、けっこう大切なことなんですよね。

見られることを前提とした独り言

 ツイッターみたいなSNSソーシャルネットワーキングサービス)は見られることを前提としています。完全な独り言というより、「1.5人」くらいのゆるさがあります。現実でも、独り言だけど誰かに話しかけてることがありますよね。「なんか今日はあついなー」とか言ってる人いますよね。あれと同じです。

誰かに返事をもらってもよし、もらわなくてもよし。話しかけやすい人って、そういう返事をしてもらうことを前提とした独り言が上手なのかもしれませんね。ぼくも気がつくとたまに話しかけてはいないけど、返事をもらいやすい独り言をしているときがあります。そういうときって会話の糸口になったりします。

コミュニケーションには定石がある

僕の感覚だとコミュニケーションって囲碁みたいなんですよね。ある程度の定石がある。こうきたら、こう返すというのが定石です。ああいうことを言われたら、こう返そう。みたいな流れってあるじゃないですか。褒められて謙遜するみたいな。それです。

謙遜

褒められて謙遜するという定石。自画自賛しすぎたりすることは日本ではよくないこととされているので、大概の人が謙遜をします。ぼくは嫌いなので謙遜しすぎないようにしています。だって褒められたら喜びたいし。

乗っかる

褒められて乗っかるというのもあります。「でしょ?」とか「だろう?」とドヤ顔(自信満々の顔)をすることもします。ぼくはこれが多いです。自己評価を高めることになるし、笑いを取ることもできる。たいていの人が謙遜する返ししかしないので、相手からすると刺激的な返事がもらえることになりますね。

照れる

褒められて照れるのも定石です。「いや~」とか「そんなあ・・・」と照れている女性はなかなかかわいいもんです。謙遜のように「自分なんかまだまだ」と下げる方向にいくより、肯定しつつも恥ずかしがるのはなかなかいい反応だと思ってます。

 

ムダ話、ガールズトークは毛づくろい

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 毛づくろいをすることで、脳内麻薬が分泌されて心が落ち着くことがわかっています。霊長類はおもしろい機能を備えてますねー。じゃあ人間はというと、毛づくろいを会話に進化させたんじゃないかと言われています。たしかに、他愛のない会話って気分が楽になりますもんね。 

ムダ話に情報伝達を加えていった

ムダ話は めちゃくちゃ意味のあるものだと思うんだ。誰とも離さない日が続くと独り言が多くなってくるんだけど、それはぼくだけかな?なにか少しでも人と話をすると癒されるんだよね。もちろん、だれでもいいわけじゃなくて、ある程度お互いのことを知った仲でないとだめなんだけど。

毛づくろいと群れ、大脳の話

 毛づくろいを多くする霊長類は群れのサイズを大きくする。なら、ガールズトークをたくさんする女子高生は広い交友関係を持つことができるということだろうか。たしかに妙に広い交友関係もってたり、男子ともつながりが多い女の子っているよね。

ダンバー数

 群れのサイズを広げるとだいたい100~230まで広げることができるそうだ。たしかに有名人のツイッターをみてみると150前後のフォロー数だったりする。これは本能的に自分が関われる人数をわかってるってことなんだろうな。仮説に過ぎないけど、あながちずれてないはず。

広げられる群れのサイズ

 だから友人関係はどんなにひろげようと思っても300が限界じゃなかろうか。群れのサイズから溢れてきてしまった人だと、日常的なことまで覚えていられなかったり。顔は見たことあるけど名前も仕事もわかんないって人は出てくるだろうね。

セルフ毛づくろい

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 独り言を無限につぶやけるツイッターは、人に自分の独り言を聞いて(読んで)もらうことができる。自宅で誰もいない壁に向かってしゃべるよりも、ずっと楽しいわけです。それが結果的に自分を毛づくろいさせることにつながるんじゃないでしょうか。聞いてもらったから楽になったとか、書き出したらスッキリしたっていうのと同じ。

よく奇声あげてる人を見るけど

 にゃーん。(なかなか生活が楽にならないが、それでも自由があり、ギリギリ食べることができてる現状に対して、これからうまくやっていけるだろうかと心配になる気持ちを表すための鳴き声)

こんな本を読んだ

 この本『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』を読んで、コミュニケーションのことについていろいろ考えたり、刺激をもらえたので参考のために読んでみてはどうでしょうか?