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ITUYOGA

特定の流派には属さないハートオブヨガという理念を持ったヨガの先生。

ミニマリズム2年目。最小限で、最大限に豊かな持たない暮らしをする方法

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ーーじゅうじゅうじゅう。

網の上で2枚のカルビが汗をかいている。僕と友人はときどき、運動のあとに焼肉屋で食事をする。そこで一つのルールというを導入した。

「網の上には、自分の肉を1枚分だけ乗せよう」

というものだ。つまり、2枚以上焼いてはいけない。その肉がもっとも美味しく食べられる瞬間を、虎が鹿をとらえるように今か今かと待ち構える。最高のタイミング。今だ。最も合いそうなタレにつけて口へ運ぶ。肉汁。うまい。

  1. 肉を最適なタイミングで食べることで、肉に対する供養になる。
  2. 食べ過ぎを防いで、最高の食事にできる。
  3. 会話を楽しむ余裕と、メニューを眺める時間を作る。

こういった理由から、ぼくはこのルールを提案した。

おかげでたまに行く焼肉は最高に楽しい時間になった。安い肉も、旨みを最大に引き出すことができることを知った。肉ごとの味の違いもわかるようになった。学生時代は、こんなゆったりとした食事をしたことはなかった。肉を網いっぱいに並べて、味もわからず口に放り込んでいた。

ぼくがこういったルールをはじめたのは、ミニマリズムによるものだ。断捨離に近いが、ちょっと違う。持ち物をなるべく減らしていくことで、豊かさを生むと考える思想だ。

ときどきミニマリズムを誤解して「ガラガラの部屋に住むこと」だと思っている人がいるが、そうではない。もっと生活の全体をイキイキとさせる思想だ。持ち物は減らすが、ガラガラにしなくていい。持たないことで苦痛を生むのではなく、豊かさを感じるために減らす

ぼくがミニマリズムと出会って大きな変化があった。物語の重要なところだけは伝えようと思う。あなたの生活にも当てはめられる方法をお伝えしよう!

ミニマリズムとは

ミニマリズムという考え方、生き方を端的にまとめると、こんなかんじだ。

大事なものは、そんなにはない。最小限しか持たずに最大限に豊かな暮らしをする。「ミニマリズム」という生き方。―――minimalism 30歳からはじめるミニマル・ライフ

経済活動、所有物を最小限にとどめる

 この数年で僕はもちものを一気に減らした。タンスから溢れていた洋服のほとんどをリサイクルショップにもっていった。床を占領していた腹筋ローラーとかバランスボールも、みんな手放した。

仕事も情熱を注げるものだけにしぼった。魂を絞り尽くされるような忙しいアルバイトはやめた。自分が好きな仕事だけに集中できるようにした。収入はガクンと落ちたが、ミニマリズムを深めていた僕にとって生活できないほどではない。

ミニマリズムとは、持ち物や仕事、人生を圧迫するものを減らすことで人生を満喫することを狙っていく。家族がいても問題ない。持ち物を全て捨てるとか、スーツケースだけで生きるとか、極端なことではない。

時間や健康を得る、するべきことを見つける

 そうやって人生を圧迫するものを手放すことで、時間や空間にゆとりが生まれる。できたゆとりの分だけ、集中したいことに取り組むことができる。漫画を描く?小説を公開する?なんだっていい。好きなことをしよう。

最小限の持ち物で暮らすようになると、自然と出費を減らすことができる。ぼくは学生時代、けっこうな長さでアルバイトをしていた。週に5日で100時間くらいの勤務だったと思う。

でも得られたお金は次の月になるとほとんどなくなっていた!なぜなぜ??WHY!?摩訶不思議、奇想天外、四捨五入!!

原因はガラクタを購入したり、むやみに外食するせいだった。学生というのはリッチなもんだ。ミニマリズムに傾倒した僕は出費をドンドン減らすようになった。今では、必要経費を除けばほとんどゼロ。

情熱をかけて取り組む

 ガラクタを買うために、お金を使う。当然、そのためには働いて、時間を削らなくてはならない。ぼくはそれをやめたんだ。出費を減らせばガムシャラに働くことはなくなり、できた時間でやるべきことに集中できる。

情熱をそそげるものは僕の場合こんなかんじ。

  • ブログを更新したり
  • ヨガを練習したり
  • ヨガを人に伝える

ミニマリズムとの出会い

 僕がミニマリズムに出会ったのは2014年のことだった。たしか丸善という大きな書店だった気がする。平積みされている真っ白な本の表紙に目が止まった。色鮮やかな本のジャングルの中で、唯一真っ白に輝いていた。

minimalism 30歳からはじめるミニマル・ライフ

仕事や持ち物の多さに目を回していた当時のぼくにドラスティックかつソフトな刺激を与えてくれた。

この本は、2種類の読み方がある。

  • イケメン2人がアメリカンドリーム的な成功を捨てて、ミニマリズム的に成功する本として読む。
  • 変化や成長、貢献することを軸に据えた新たな生き方を教えてくれる指南書として読む。

読む人の覚悟と、角度と、度量が試されるハードな本です。

ミニマリズムの経済と予算

 限界まで出費を減らし、仕事の量も減らすことによって経済はどうなるのか気になるはず。自分でも驚いているのだけれど、意外にも少ない収入でも生きていけることがわかった。僕が最低限支払っている出費と、やめた出費について、得られたものについて紹介する。

ミニマリストの必要経費

一人暮らしをしているので、家賃などの支払いは全て自分でやっている。20代の男性には伝えておくが、経済的な自立は早いほうがいい。

  • 家賃
  • 奨学金
  • 光熱費・水道代
  • 交通費・定期代
  • 食費
  • 貯金
  • 通信費
  • 自己投資
  • 雑費

通信費はシムフリー端末に切り替えたので、グッと抑えられている。人によってはインターネットを手放す場合もある。Wi-Fiが使えるカフェなどで通信するそうだ。今は驚くほど安い通信のサービスがあるので、勉強してみよう。

食費は生きる上で大事なので、削りすぎないこと。健康を崩してしまうと医療費がかかるので、本末転倒だ。健康でいることが、ミニマリズムの一つの目的であり、メリットでもあるからだ。

車を所有しないと決めて、出費を全力で落としている。不便に思えるが、電車やバスがある。Amazonプライムを利用すれば買い物のほとんどが済む。

車の維持費>>>Amazonプライム、自転車の維持費、定期代

僕の友達の疾風(@hayate_cwrkh5)くんなんかは、横浜から沖縄まで自転車で移動したほどの猛者だ。生き方がとても面白い。沖縄で宿を運営していくらしい。1泊1万円らしいので、沖縄旅行の際にはよってみよう。 

僕がこの旅で「たくさんの帰る場所・居場所」をもらったように、僕もそんな人であれるように頑張り続けます。

〜横浜から沖縄までチャリ2016総集編〜19日間の自転車旅を動画に! - 夢を諦めていたあの日の僕へ

 

手放した出費や持ち物

 逆に手放すことのできた出費はこうなっている。減らせば減らすほど、楽しくなってくるからある種の病気にも思える(笑)本やDVDなんかも売ってしまうとスッキリする。クセになって捨て魔になりそうだ。

  • アルバイトなどの夢に繋がらない仕事
  • テレビやビデオなどの電化製品
  • 自動車と駐車場いつか使うと思っていたガラクタ
  • 着ることのない洋服
  • 自己投資という名の本の衝動買い
  • 三大キャリアのケータイ
  • 洗濯機(1ヶ月ほど)
  • 意味のない学習
  • 作りすぎたツイッターのアカウント
  • ブログの余計な要素
  • 練習しても仕方ないヨガのポーズ 
  • がらくた

まず、魂をすり減らすような仕事はやめてしまおう。あなたの命は、そんなに安くないのだ。

1ヶ月で断念したんだけど、洗濯機を使わずに生活したこともあった。洗濯板は新たなソリューションだ!その後、見るに見かねた親戚から洗濯機を譲ってもらった。

ヨガの練習もシンプルになってきた。健康を維持するために必要な練習内容だけをキープしている。新しくポーズを覚えることもなく、ポーズを覚えるために時間を割くようなことがなくなった。

ミニマルに生きるための収入を得る

 では、自分にとって最低限必要なものがわかったら、それを維持するための収入を得よう。ぼくは紙に毎月の固定費を書き出して、稼がなきゃいけない金額を出した。机の右の方に貼り付けてあるので、いつでも確認できる。

安い物件に住めば、生活コストが劇的に減らすことができる。たしか石垣島には1万円を切る物件もあったかな。東京でも2万円台の物件は確かにある。もし引越しを考えるのであれば、そういった穴場をなにがなんでも見つけてみよう。

住宅は建物の形よりも、住む人が重要だ。城にするか、お化け屋敷にするかはあなた次第。

 

なお、空いた時間で勉強したり、やりたいことに情熱を注げば自然と収入は増えていく。なので、ずっと切り詰めなくても大丈夫だ。自分がやりたいこと、情熱を注げる活動を続ければ収入は増えていく。

感情を満たす娯楽ではなく、情熱を掻き立てる活動をしよう。

 

得られたもの、すばらしい利点

 こうやってミニマリズムを実践することで恵みを受け取ることができた。「ない」ってすばらしい!

  • 膨大なスペース
  • 圧倒的な余暇
  • 精神的な余裕
  • 浪費の削減
  • 睡眠と健康
  • 生活を楽しむ
  • 大切なことに集中

 部屋が広い。ヨガマットをいつでも敷いておけるくらいのスペースが常にあるのは嬉しい。掃除もしやすくて、楽だ。掃除機は買わずに、ホウキとちりとりが活躍している。

時間のゆとりも大きくなった。おかげでブログを無理せず更新することができている。当然、精神的に追い詰められることも減った。情熱を注げることに時間をさけるのでスキルも身につくし、自然と成長する。

生活そのもの、生きるということを楽しむ余裕がある。いままで、生活を満喫できていなかったことに気がついた。

  • 食べ物を食べていなかった。ただ補給していた。
  • 音楽を聴いていなかった。耳を通り過ぎていた。
  • 仕事をしていなかった。作業をしていただけだった。
  • ヨガを楽しんでなかった。形を真似ているだけだった。
  • ブログを書いていなかった。キーボードを叩いているだけだった。 

ミニマリズムは情熱に力を注ぐために

 ミニマリズムとは、情熱を注ぐためにある。人生をもっと満喫するためのものだ。あなたのやりたいことを見つけるゆとりを生む。やりたいことを深める時間をくれる。忙しさと、魂をすり減らすものを減らしてくれる。

ミニマリズムの思想を取り入れ、実践する

 では、具体的な実践の方法もお伝えしていこう。

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1年以上使っていないものを手放す

 これは基本だ。読んでいない本は遠慮なく手放そう。どうしても読みたくなったら、また買えばいい。そうおもって手放した本のほとんどは、読むことがなかった。

服も流行を追わずとも、一生にわたって楽しめるシンプルなものだけを残してみよう。今の時代なら洋服をレンタルすることすらできる。

生活や魂を圧迫するものは減らしてみよう。困ることはほとんどない。思い切って手放そう。もったいなければ、人にゆずってみよう。 

あれもこれもをやめて、ひとつのことに集中する

 マルチタスクをやめよう。パソコンでブログを書きながら、ラインでやりとりはしないこと。特に男性はマルチタスクに向いていない脳をしているそうで、作業の効率を劇的にダウンさせる。文章を書き始めたのに、20分たっても1行しか進んでないことがある。

食事にミニマリズムを導入する方法を紹介しておこう

  • スマートフォンを遠ざける
  • テレビは消す(というか捨てる)
  • 一口ごとにハシを置いて味わう
  • 焼肉などでは網に載せる肉を1枚にする
  • 自分が今、何を食べているのかを自覚する

入れ物から溢れたものは手放す

 本棚やクローゼットから溢れたものは、容赦なく手放そう!本棚には手が入るゆとりを残すこと。以上だ!

ミニマリズムから得た気づき

 たくさんのきづきがあって、ひとつひとつ紹介すると本がかけてしまうので、要点を絞ることにする。 

人生の豊かさは少なさから

  • 健康な体があってこそ
  • 一つのことに集中して生きる
  •  魂が押しつぶされるような働き方を辞める
  • 情熱を注げるものにリソースを費やす
  • 必要経費が少なければ、消耗もしない

少ないことは、新たな豊かさだ。

年収を下げても死なない

  • 収入を下げることを恐れない
  • 工夫しだいで乗り切れるゲームだと考える
  • 勉強と自己投資のための貯金は確保
  • 自由時間でできる情熱のための活動
  • 組織に染まらず、自分の頭で考えること

 年収が高いこと=安定ではない。

人とのつながりを大切にする

  • 本を人にプレゼントする
  • クラウドファウンディングで投資する
  • 人のプロジェクトやイベントをシェア、応援する

【本、贈ります】所有ではなく、共有。大好きな本をあなたに譲ってもいい?【いつヨガ文庫】 - いつヨガ

人を支援することは、お金、想い、時間をその人に預けること。ぺーたーずの『 BAR × ひみつきち 』活動を全力で応援することにした - いつヨガ

世界に生かされているのだから、逆方向の働きも必要だ。

 

さあ、最小限だけのもので、最大限豊かな生き方をしよう。