―――いつも消耗しているキミへヨガを送ろう。
このタイトルはぼくが運営している、いや、運営していたブログの名前だ。
意味は文字通り、「心身ともに疲れきっている人にヨガという癒しを届けよう」というもの。
労力や時間はめまいがするくらいかけてきた。10ヶ月足らずで。のべ46,000人の方に訪問していただくこともできた。難所といえる1万PVの壁をこえて、月間2万PVに到達した。
例えるなら、毎月の訪問者数が甲子園球場を満員にするくらいだ!
悪くない運営だったと思う。
そう、悪くはない。だが、満足のいく結果ではなかった。
想いを乗せたい。
ぼくはいつも自問自答を繰り返していた。
「こんなのでいいのか?本当に伝えたいことはこれだったのか?」
築き上げるまでにかけてきた労力を考えると、手放すにはかなりのエネルギーを必要とするほどに愛着が湧いていた。さらにいえば、新天地で新しいスタートを切るのも勇気がいることだ。
それでも、新天地で新たなスタートを切り直し、自分のやり方にもう一度光を当てなおす必要があった。ずっと、ハートの内側でもやもやがくすぶっていた。
大手の情報サイトが提供しているネタを、個人のブログが提供しても絶対に太刀打ちができない。
— 柏原ゆうた (@YutaKashiwabara) September 14, 2016
なら、個人だからこそできる、暖かさを提供したい。親しみを覚える文体に想いを乗せ、価値があると確信できるものを伝えようと決意した。
愛と癒しを届ける手紙にしたい。
マーケティングの勉強をしていくと、あるところに行き着く。それは、こんな一言に集約できる。
価値を届けた人にお金は集まる。
愛や癒しを、文面を通して届けてあげたいとフツフツと湧いて出てきた。それなのに、普段書いているブログはどうか。
「これを買ってくれ」「このサービスはいいよ」といったセールス感がプンプンする。正直、やっていて自分が気持ち悪かった。売り込みは度をすぎるとウザイだけだ。
だから、「あなたはこれが足りません」などと煽らず、「あなたは十分にすばらしい」という安心を届けたい。
そうやって価値を提供していけば、おのずとお金も集まると思えてきた。仮にお金は回ってこなくても、気持ちの悪さから開放されるから心が穏やかになる。
人に善意とか愛を送ると、送った分と同じ量の愛情とかを受け取ることができる。
— 柏原ゆうた (@YutaKashiwabara) August 18, 2016
だから見返りのない愛情を送った者勝ち。真の愛は見返りがないこと。
期待も打算もなく。
美しいデザイン。眼に心地よさを届けたい。
前に使っていたブログサービスは少々、デザインの面で不自由していた。
「ステキなデザインが豊富!」と、どこかに書かれていたような気がしたが、気のせいだったようだ。
これから使うサービスははてなブログというが、デザイン性に自由度が高く、広告も課金すればどかすことができる。
ぼくにとって、広告の存在はジャマ以外のなにものでもなかった。読んでくれる人に心地よさを届けたいのに、不快な広告がズラズラ並んでいたら残念でならない。
前のブログを読んでいてくれていた人には申し訳ない!
しかし、このはてなブログは課金すれば広告を外すことができるし(準備が整ったら有料版に移行する)、スマートフォンから見てくれる人のためのデザインの自由度が高い。
※有料版にしたので邪魔な広告はもうどこにもない。存分にブログを閲覧してもらいたい。
実のところ、読んでくれる人の75%はスマートフォンからのアクセスだった。にも関わらず、デザインが平凡では申し訳なくて涙が止まらない。
大切にしたいことがあった。そのために、外から見た美しさも重要だった。その程度のことで、と思うかもしれないが、それでも守りたいことがあった。
ツイッターの友達で、尊敬する詩人のリンジさんの言葉を借りたい。
懸命に生きることが大切なのではなく、大切なものの為に懸命になることが生きるということです。
— リンジ (@lyndsay830) March 11, 2016
まとめ
このブログはぼくの想いを乗せた手紙だ。その文面には愛と癒しが綴られていることを約束しよう。
非常に大きな決断をしました。ビジネス的には打撃かもしれない。でも、自分のハートが訴えていることに逆らえなかった。
— 柏原ゆうた (@YutaKashiwabara) September 14, 2016
もし、環境に苦しみを覚えるなら、居場所を移す覚悟をしてほしい。
そのためにエールくらい、いくらでも送ります。住所を教えてくれたら、手紙だって送ります。
移転によってアクセス数は一時的にゼロに戻る。が、それは肩の荷を下ろした状態での再スタート。生まれ変わりにほかならない。
たぶん、すべて失ってゼロになっても生きていけるように人はできている。
— 柏原ゆうた (@YutaKashiwabara) September 14, 2016
むしろ、まったくの更地になったぶん新しい建物を建てることができる。
自分のなかにある回復する力を信じることができる人は、人生の中で強く生きれる。
もし、あなたがなにか新しいことへの一歩が踏み出せないでいたら、このブログのことを思い出してほしい。1gでも背中を押す力になれれば。
―――いつも消耗しているキミにヨガを送ろう。
追伸:人間味のあるところも見せます
それと、10月4日はぼくの誕生日なのです。
ちょっとほしいものがあるんですが、極貧生活を強いられて清貧生活をしているため勉強のための本を買う余裕まではありません。
1年に1度、東京へ勉強に行くために可処分所得のほとんどを使っているからです。
けっこう集客してるんですが、レッスンフィーが上がらないので。
もし心優しいあなたが気まぐれで、プレゼントになにか買っていただけるというのであれば大喜びします。