質量のある雲に包まれるような感触。そこにあるぬくもりは、ぼくを包み込んで離さない魔力を持っている。電子音が雲の中まで響き、水のような冷ややかさを持って「朝だぞ」と、呼びかける。やかましい。
スマートフォンのめざましアプリを止めて、ゆっくりとあたりを見渡す。眼鏡をかけて、スマートフォンのブログリーダーやツイッターを起動する。
歯ブラシと贈り物のタングスクレーバー*1を使って口内環境を整えて、ちょっと冷たい水で洗顔。
おはようございます。柏原ゆうたです。
- 1、熟睡できる環境を整える
- 2、鍛える前に、睡眠をとる
- 3、せっかくのヨガも
- 4、パートナーシップは睡眠の質から
- 5、睡眠のための生活
- 6、睡眠の主導権を自分が握る
- 7、睡眠はパワーだ!
- 8、自分を変える睡眠のルール
- 9、呼吸は良薬
- 目覚めのいい人生を送ろう
ヨガのクラスにいらっしゃる方によくこんなことを伝えています。
「眠くなったら、どうぞ寝てしまってください。厳しい先生は最後の屍のポーズ(シャバーサナ)で起きているようにといいますが、ぼくは寝ることのほうが大切だと感じています」
例えば出張で忙しくて睡眠が短かったり。でもそれに気がついていない人もいます。
そんな人に「自分に休息を与えることを許してね」と背中をポンと押すことで休息のスイッチが入りますね。
ぜひ、ご自分に休息を与えることを許してください。あなたは、生きているだけで十分にがんばっています。
どうしたって、自分を守れるのは自分だけです。
1、熟睡できる環境を整える
人生で優先されることの一つに熟睡できる環境を整えることが挙げられる。
— 柏原ゆうた (@YutaKashiwabara) September 28, 2016
良質な睡眠は、食事や運動よりも優先したほうがいい。どんなにすばらしい食事も、睡眠が劣悪なら消化も落ちるし吸収も鈍って内蔵に悪い。
当然、栄養は体を癒すために使われずに排泄される。
人によっては野宿でも問題なかったり、車中泊でもいいという人もいる。
だけど睡眠の専門家は絶対に質のいいベッドで眠ることをすすめる。実際に、布団が変わって薄くなったり、硬い床の上でねると次の日は頭がろくに動かない。
日中も眠気がひどいし、仕事がはかどったためしがない。若くてもムリは効かない。
むしろ若いからこそ、睡眠をたっぷりとるべきだ。
2、鍛える前に、睡眠をとる
さらにいえば運動をしても、睡眠中に体を回復させる時間を取れなければトレーニング効果はゼロどころかマイナスにもなりうる。
— 柏原ゆうた (@YutaKashiwabara) September 28, 2016
運動自体の質も落ちてしまうので、運動の時間を睡眠にまわした方が健康によかったりする。
筋トレをしていた時期がぼくにもありました。そのころは8時間以上は眠るようにしていたので筋肉がついて、腕周りも今よりありました。
筋トレの本を読みあさっていくと、どの本にも休養を与えることの重要性が説かれてましたね。そりゃそうだ。
体に負荷をかけて育てていくわけですから、かけた負荷を回復する時間を与えないと壊れっぱなしになります。
3、せっかくのヨガも
また、熟睡していないと瞑想やヨガも効果を落とすように感じる。
— 柏原ゆうた (@YutaKashiwabara) 2016年9月28日
2年前かな。遠征時に慣れない布団で寝た結果、寝不足のままヨガクラスに出た。ろくにヨガを楽しめなかったのを覚えている。そのときはもったいないことをしたと思った。瞑想も睡魔が襲うし。
「あれはもったいなかったなあ・・・」 と今でも思います。
あまり眠れずにヨガのワークショップに出たときは、習ったことをろくに覚えられませんでした。
睡眠のためならお金を払ってでもいいベッドで眠れるようにしたほうがいいな。
4、パートナーシップは睡眠の質から
モテたければ最低限、熟睡をしよう。頭が冴えて、シャキっとしてるほうが幾分マシだ。
— 柏原ゆうた (@YutaKashiwabara) September 28, 2016
判断力や思いやりにまわせる余裕が作れるから、結果的に睡眠の質がいいパートナーを見つけることになる。
また、関係性を良好に保つのにも役に立つ。
判断力や思いやりに頭を回せるようになるので、結果的にパートナーシップもうまくいくんですよね。寝不足が続いたり、睡眠サイクルが崩れているときは思いやりを持つことも難しかったり。睡眠一つでここまで左右されるとは。
5、睡眠のための生活
睡眠のために仕事をして、睡眠のために食事をとり、睡眠のためにヨガをして、睡眠のためにセックスをする。
— 柏原ゆうた (@YutaKashiwabara) 2016年9月28日
そう、なによりも睡眠を中心に置く。
そうすればどれもちゃんと効果が出る。
良質な睡眠のために生活を送るようにしたら、きっと生活自体に張りが生まれる。
明日を最高に迎えることができる!
6、睡眠の主導権を自分が握る
睡眠のためにフリーランスになったところがある。自由に睡眠時間を取れることのほうが、膨大な年収以上に大切だと思う。
— 柏原ゆうた (@YutaKashiwabara) September 28, 2016
長期的に見れば、健康状態と年収にも影響してくるだろうなと実感。ここ1年での自分の成長を見てるとわかる。
喫茶店の仕事とヨガの仕事を掛け持ちしていた時期がある。毎日疲弊して、ゾンビに混じったら違和感がない感じだったと思う。
睡眠は4時間くらいしか取れない日もあり、免疫力が落ちたのか胃腸炎になったりもした。
もう、睡眠の主導権を仕事に奪われてなるものかと思い、喫茶店の仕事はやめた。
7、睡眠はパワーだ!
もちろん、睡眠を疎かにしてしまうこともある。夜更かしがやめられないからわかる。それで自分を責めたり。
— 柏原ゆうた (@YutaKashiwabara) 2016年9月28日
そんなときは寝るに限る!
寝れば嫌なことも忘れるか、少なくとも半減する。
そしたら新たな問題に立ち向かう気力も沸いてくるだろう。
マーク・ウィットウェル*2は睡眠はヨガだといっていた。回復するために必要なプロセスだからだ。
Sleep is Power.
睡眠は力なり。
8、自分を変える睡眠のルール
低血圧のぼくにとって、朝はなかなかの強敵です。しかも使ってる布団の性能が妙にいいせいか、寝るときは本当に長く寝てしまいます。もともとロングスリーパーのため、9時間以上は寝ていることも。
睡眠を生活の中心に置くことが生きる上で重要な役割を果たすのではないでしょうか。
「睡眠の主導権を自分が握る」とでも言えばいいでしょうか。
Amazonほしい物リストに入れておいた本が自分の元に届きました。ちょうどそんなことが書かれていて、非常に嬉しかったです。
贈っていただいた読者の方に心地のいい睡眠と、快適な目覚めがありますように。
あ、ほしい物リストはこちらです!(笑)買っていただけると泣いて喜びます!
で、睡眠の主導権を握るとなにがいいかというと、明日の自分をまるで別人のようにすることができます!
別人っていっても、起きたらいきなり女子高生になることはありません。柏原ゆうたは柏原ゆうたのままです。365日に一回、歳を取るだけです。
あ、10月4日はぼくの誕生日です。ギフトお待ちしております。
例えば
- 昨日考えていた悩みが妙に小さく感じられる
- 新しい仕事のアイデアが浮かんでくる
- 時間のかかっていた判断をスパッと決められる
みたいな現象が起きるんですよね。
9、呼吸は良薬
ヨガは副交感神経のスイッチを押して、あなたに質のいい睡眠を与える健康的な睡眠導入剤だ。
それも、がむしゃらに身体を動かすようなヨガではダメだ。呼吸を中心にすえて動きをとっていくヨガが望ましい。
そう、呼吸は良薬だ。
全国の働く人にそういうヨガを届けたいが、距離の問題で届けにくいのも事実。
せめてなにかできないかと思い、リラックスできると好評のボディスキャンの音声を録りました。
有料ですが、市販のCDより、ぼくの音声のほうがいいという方はどうぞ。
「プロの音響さんたちが録ったような音声じゃないとヤダ!」という方はこういった本がある。綿本先生は信頼できる先生なので、おすすめします。
目覚めのいい人生を送ろう
目覚めがいいと、一日をうまく乗り切れることが多い。
少なくとも、昼頃にのそのそを起きだしてくるときに比べて、スッパリと判断を下せる。
なるべく睡眠の主導権を自分が握っていたい。他人に睡眠の主導権を握られるようなことはなるべく避けたいからね。
睡眠をスケジュールに一番最初に組み込めるようなライフスタイルを手にできるようにしていこう。
仕事柄、時間帯がどうしても遅くなることもある。忙しい時期はどうしたって入眠時間が遅くなるし、ストレスが溜まってると夜ふかしも多くなる。
そんななかでも、熟睡できる環境を自分の手の内に置いておきたいものだ。